流界の小部屋
―代理人の存在の概念―



り「おねーちゃん、おかえり」

ひ「ただいま、りんね。 ……あれ、この部屋が龍獅以外のモニターとつながってるなんて珍しいね」

り「うん、暇つぶしだって。 HP見てる人達に自己紹介してほしいみたい」

ひ「まぁ、そんなところだと思ってるけど(汗 。
  ……こほん。モニターの前のお客さん、こういう形で私達が話すのは始めてかな?」

り「わたしとおねーちゃんの、流界の小部屋へようこそー」

ひ「知っている人はもう知っていると思うけど、私の名前はひずみ。 ここ、『流界』の管理人の龍獅の代理人です」

り「わたしはりんね、おねーちゃんの妹だよ」

ひ「私達の主な仕事は雑記の本人代理、もしくは気分で描かれるイラストのキャラクターってところかな」

り「うん」

ひ「りんねに肯定されてもね(苦笑  まぁいいか。
 とりあえず、代理人っていうのはあくまで龍獅が呼んでる言い方で、他のHPとかで押し付けないように」 

り「ようにー」

ひ「それと、代理人っていうのは『創作(二次元)世界に直接入り込めない現実の人間である管理人が、自分の意思を創作世界の中でそのまま反映するためのキャラクター』っていう概念の元に作られたキャラクターって事で」

り「でも、管理人そのまんまの人が、創作世界に出てることもあるよね?」

ひ「それもまた代理人の一つの形…だと思う。 だって、たとえそんな形をとっても、『本体』はモニターの外でしょ?」

り「うん」

ひ「モニターの中に自分自身を忠実にキャラクターとして投影するか、自分とは別の存在だけど、自分の意思を内側で行使してくれるキャラクターを投影するか、の差だよ。わかる?
 あ、ちなみに掲示板や雑記は外側からの干渉領域だから別ね」

り「うんわかる、大丈夫だよー」

ひ「……で、管理人―私の場合は龍獅―の指示を受けるのが、HPという場所で、私達の場合はこの小部屋ってこと」

り「でも、このへやには誰も来ないよ?」

ひ「そりゃまぁ、今の所は基本的に雑記の上だけのキャラだし……この小部屋はあくまで私達の住居ってところだから」

り「ふーん」

ひ「……ちなみに、ここだけの話……龍獅は私、『流界ひずみ』を二次創作世界にキャラとして出そうとした事も、考えた事はあるみたい」

り「そうなの?」

ひ「うん。 でも代理人を出して何か描くとなると、私の能力にどこまで制限かけていいのかわからないし、ぶっちゃけ意味が無いからやってないのよね」

り「なんでもできるもんねー、おねーちゃんって」

ひ「私の能力『世界創造(ワールドメーカー)』別名『代理人権限』は、管理人の意思をそのまま投影する……極端な話、その世界を思うように作り変える事ができるわけだから……なんでもできるっていうか、制限が無いからなんでもアリなのよね(苦笑」

り「わたしは『物を創り変える』だけだもん、『法則』まで創れるおねーちゃんはすごいよー」

ひ「それは……いっちゃなんだけど、りんねは私の付属だもんねぇ……一段階下の力なのはしかたないよ」

り「うーん……」

ひ「それに、万能ってわけじゃない。 代理人だからといって、『世界設定』までは覆せないの」

り「世界設定?」

ひ「言ってしまえば、その世界における最低限のルールね。 『〜をしたら〜になる』という設定がその世界を構成する絶対的な条件だった場合、それを無視する事はできないってこと」

り「へー」

ひ「…まぁ、まれにそれを壊すことでできる二次創作ってのもあるけど、そうなると『元の世界に似ている別物の世界』になっちゃうのよね。 そう言う意図が無い限り、代理人権限にも制限がかかる」

り「なんでも出来るってことじゃないんだ」

ひ「そうね。 さて、このあたりで話を戻して……私がキャラクターとして出るとなると、複数作品のクロスオーバーの橋渡し役ってところだね。 でも、そういうキャラは、私より先にすでに存在してるんだよねぇ」

り「セレスティア・エンジェルの皆のこと?」

ひ「うん。 人間世界を統括する世界『天界』 存在する全ての世界を行き来して、世界間の必要以上の接触や混乱を収めるのが彼女達『天使』の役目だから……ぶっちゃけ、橋渡しならあの子達だせば済む話だし」

り「でも、『接触を防ぐ』のが役目でしょ? 逆のことはやらないと思うなー」

ひ「まあ、そうなんだけどね。 でもそういうのは結局は龍獅のさじ加減次第だし」

り「なんか残念だなぁ……」

ひ「あはは、まあ代理人なんてそんなものだよ。 まぁ、私は平穏なのが一番好きだから、このくらいの仕事が丁度いいよ」

り「なんかつまんないよー」

ひ「わがまま言わない。 ……さて、と。まぁ色々脱線して自己紹介になってるかどうかわからないけど、ここらへんで締めることにするね」

り「……なんか、これ以上続けると纏め切れなくなるからって声が聞こえたよ?」

ひ「それは龍獅の心の叫びね(汗 でも、龍獅に混乱されると、私も口が回らなくなるわけだし、強引でも終わりということで……『代理人権限行使―接続終了(シャットダウン)』!」

り「ばいばーい」

ひ「また、機会があればでてくるかもしれないけどね(苦笑」

 

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