用語集 |
聖都セレスティア |
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堅固な城壁に囲まれた広大な面積を誇る天界の中心都市。
天界一の蔵書量を誇る『世界図書館』
天使を育成する名門校『天使養成学校《時の翼》』
等々の重要な施設や様々な物資、情報が集う所でもある。
基本的には平和なもので、人々は普通に日々の暮らしを営んでいる。 |
天使養成学校《時の翼》 |
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その名の通り、天使たちを育てるために作り出された施設のひとつで、地上界の人間達にとっても一般的な教科や、彼等天使の持つ力の性質、使い方等々を教えている。
セレスティアナイツ等の戦闘職を目指す天使たちも多々いるため、見習いレベルとはいえかなりの戦力を蓄えている事実がある。
だからといって士官の専門学校というわけではなく、幅広い職業に対応できるよう多数の学部、学科が存在する。
同じ目的をもつ施設の中ではいわゆる名門校であり、その名前を知らない者はいないと言われている。 |
世界図書館 |
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ありとあらゆる書物が集まる天界最大の図書館。
《時の翼》と一体化しているので中で目に映るのは生徒達の割合がほとんど。
人間界の書物も集められるため蔵書量は常に上昇気味。それゆえに異常に広く道に迷いやすいため案内人がつくことになるのだが、それでも遭難者が出ることもある。
登録されている案内人を兼ねた司書の人数も広さに合わせて相当な数に上るが、一見すれば人気が全く無いために客側から見ればその実感は皆無 |
セレスティアナイツ |
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天使によって構成された天界屈指の軍隊
その任務は、何かのきっかけである一つの世界の秩序にとって異常なことが起きた場合の救助作業や復旧作業など、各世界の保守点検のような任務が多く、たまに起こる小さな戦闘も天使という種の戦力もあいまって大抵は一方的に決着がつくようなもの。
『ヴァルキリー』『フレイ』『トール』『ヘルモーズ』の4隊があり、その上に『オーディン』さらにその全てを統率する『ヴァルハラ』と、大きく6つの部隊に分かれていて、各隊の下にはさらに10の小隊が存在する。 |
死天使 |
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血で染められたかのような黒ずんだ紅い翼を持つ天使の変異種。
過去の伝承によるとありとあらゆるものを破壊する力を持つとされ、記録上の歴史では一人だけ存在が確認されている。
それゆえに、その存在はこの上なく恐れられていたり、迫害の対象となっていたりと決してプラスのイメージは持ってはいない。
最近、新たに一人だけ存在が確認されたという報告があるのだが、ここ数年の間その力を示す兆候もなく、誰がその存在だったのかもはっきりとしていない。
単体でも圧倒的な戦力を誇る死天使だが、ある特定の条件下ではさらに上位の力を振るう事ができると言われている |
神力 |
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神に通じると言われている力で、天使の翼を形成するためのエネルギーでもある。
他に、魔法と併用する事でその効力を個人差はあれど限界以上まで引き出す事が出来る
天使だけが持ちうる力と言うわけではなく、人間も微弱ながら持っている。ただ、力を発現できるレベルの持ち主は人間の中にはいない。 |
転生 |
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身体を失った人間の魂が天使へと昇華する事。
昇華の際に魂が『天使の身体』を得るという形で行われる現象だが、その肉体がどこからくるものなのか、それに関しては稀に現れる『神力』の強い人間にのみ見られる現象(それでもかなり低い確率)ということから、死の際に『神力』が何らかの効果を発現しているのではないかといわれているが、詳しいメカニズムはよくわかっていない。
転生で生まれた天使と、普通の天使の間に特に差は無く、完全に同一の種である。 |
神器 |
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神々の時代、すなわち神界戦争ラグナロク以前に作られた武器や防具の事を指す言葉。
普通はまずお目にかかれない武具達だが、セレスティアナイツの一部の上位の戦闘員は所持している事がある。
例として
オーディン隊隊長エレム・クルーディエスの『グングニル』
ヴァルハラ隊隊長アルディ・ラーズグリーズの『魔弓レイザーフォーテル』『魔剣グラム』 |
時空艦 |
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天界、地上界を問わず空間を越えて移動ができる戦艦のこと。
大昔のラグナロク時代の名残でもあるといわれていて、今現在では天使たち個人でも空間移動が可能なシステムが存在するため、大きな戦闘の必要性がない限りめったに動くことがないためにほとんど各部隊の象徴的なものにもなりつつある。 |
シミュレートシステム |
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特殊な魔方陣によってあらゆる状況、地形を再現できるシステム。
魔物などの動き、能力も再現できるため戦闘訓練のプログラムとしてセレスティアナイツでは利用されているが、シミュレーションから攻撃を受けた際のダメージそのものはちくりとする程度。
ちなみに、データさえあれば実在の天使の動き、能力、姿形も再現が可能。さらにそれを訓練用に強化したり弱くしたりもできる |
閉鎖世界 |
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閉鎖、といっても天使が関わることができないというわけではなく魂のサイクルがその世界のみで行われている世界の事を指す言葉。
通常死者の魂は地上界、天界とは別に存在するひとつの冥界に集まることになるのだが、閉鎖世界においてはその中だけで『現世』と『冥界』の両方が存在し、その世界の中だけで魂の行き来が行われている。
ちなみに他の世界の生物がその世界に紛れ込んで死んだ場合、その魂は通常通りの冥界に送られる事になるため結果的に閉鎖世界の冥界にはその世界の魂しか集まる事はない。 |
時の柱 |
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柱という名前ではあるが柱そのものというわけではなく施設の名前、別名時空間管理局。
地上界や時空間そのものの異常などの大体の情報はここで処理されている。最近は急に活動が活発になってきたロキの行動に重点をおいているらしいが、その行動の実態はつかみかねている。 |
時空論的確率 |
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天文学的確率という言葉があるが、それをさらに下回る超低確率の事。
または低い確率に対する極端なたとえ。 |